●とても素敵な映画でした『サマーウォーズ』
久しぶりに映画を見てきました。
平成版『時をかける少女』で一躍名をあげた細田監督の最新作『サマーウォーズ』
本当に素敵な映画でした。
そこでちょこっとだけレビューしますね。
実はここんとこスランプ気味で「何も書けない」「何も読めない」そんな感じが続いてて、
「これじゃいけないな…」
って思っていたときに聞きつけたのが細田監督の映画『サマーウォーズ』の評判でした。
”何かを見て、何かを感じたい”
そんな思いの先にあったのが『サマーウォーズ』だったんです。
さて、『新劇場版ヱヴァンゲリヲン:破』以来の映画とあって沸き立つ気持ちを抑えつつ映画館に向かいました。
んで、映画本編ですがこれが構成の妙とでも申しましょうか、しっかりエンターテイメントしてます。
でも、日本映画です。
テーマは、
「ご親戚の皆さんが世界を救う!」(口に出して言うとかなり笑えます(笑))
この映画の特徴としてOZというソーシャルネットワークと仮想世界を合体させた総合ネットワークと、「家族」「親戚」というヒューマンネットワークとも言うべきアナログな人と人とのつながりを等価で描いているんですね。
それがラストで一つの”想い”に集約されていくのが感動的です。
ご親戚一同27名という大所帯ですが、きっちり性格も位置関係も被らず描き分けれているのが凄い。
そしてみんなが魅力的。
私的に一番はやっぱり栄おばあちゃんですね。
このおばあちゃんがかっこいい!
声は名女優の富司純子さん。
アニメのアフレコは初めてというお話ですが、これがなかなかのはまり役でいい感じでした。
優しいところも、厳しいシーンもしっくり来る感じで演じられていました。
このおばあちゃん無くしてこの映画は成立しませんでしたね。
某所では「この映画のヒロインだよね」って言われているの”キングカズマ”こと「佳主馬くん」(もち♂)
声をあててるのは谷村美月さん。
その声もあり、絵的な可愛さも相まって、「『サマーウォーズ』はショタ量産アニメだ!!」と恐ろしいことが一部でささやかれていること(苦笑)
余所のブログで言われていた佳主馬 評が笑えました。
「佳主馬が可愛くて、ホントは女の子なんだよ、って設定かと思ったけど、もう男の子でもいいやって思えるくらいに佳主馬は可愛い」(←をぃをぃ)
しかし、青山作画監督も中性的に描かれたとのことで監督もスタッフも狙ってますね、こりゃ(笑)
それと不安要素として現れていたおじいちゃんの隠し子であり、栄おばあちゃんに育てられた過去を持つ侘助がいい感じでしたね。
最初ひねくれた雰囲気で登場しましたが、後半の大事にいたり彼の本当の気持ちが現われたのが良かった(駆けつけるためにぼろぼろになったRX-7がいい感じでした)
真のヒロインである夏希先輩はラストの花札一番大勝負でヒロインらしさを爆発させましたね(袴姿のアバターも可愛い)
節度あるサービスシーンも良心的でした(やっぱファミリー映画ですからね(笑))
夏希先輩の大活躍に主人公らしいことをな~んもしてない健二くん。
「彼の出番無いままこのお話終わっちゃうの?」
って思っていたらラストのラストで彼らしい大一番が待ってました!
得意の数学能力を駆使して敵であるラブマシーンの作り出す暗号を次々に解読しますがそれも間に合わず、最後はとうとう暗算で暗号解読に挑みます。
彼の決め台詞、
「よろしくお願いしま~~~すっ!」
は彼らしさが出てて良かったですね。
ラストバトルはご親戚一同一丸となって戦い、そしてこの戦いを見守る世界の人々が協力を申し出る下りは背中がぞくぞくしました。
人は、家族は、人と人とのつながりは…、この映画はその理想的な形をエンターテイメントのフォーマットを踏まえて見る私に伝えてくれました。
ラストも爽快で見終わった後の余韻もさわやかでした。
この映画を見て本当に良かった。
ホントに感動しちゃいましたから。
細田監督は本当に凄いと思います。
前作『時をかける少女』の評判から最新作への期待を一身に受けながら、そのプレッシャーに耐えながら前作を超える面白さとメッセージを映画に盛り込んだ。
本当に細田監督って凄い方ですね。
私も何か始めなきゃいけないな、そんな気持ちをこの映画からもらえました。

















